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売上拡大計画を立てずに売上が上がっていくということは好景気の場合でもあまりありません。売上は拡大するというよりも、拡大させるものなのです。
会社の売上が十分に上がってこなければ、その会社は赤字になり資金繰りも悪化します。つまり倒産へと近づいていくことになります。売上が拡大していく仕組みが明確でなければ会社設立そのものを見直すべきです。そのまま会社を設立して事業を始めても会社が成長していく可能性は低いと思います。
売上拡大計画は資金繰り計画のように数値で示せるものではありません。どのように売上を上げていくのかを第三者に説明できることです。例えば、誰かに「あなたの会社はライバルと比べてどこが勝っていますか?(またはライバルと比べてどのような特長がありますか?)」と聞かれたときに返答できる答えがあって、その答えにみんなが納得できれば売上拡大計画があると考えていいと思います。
次に売上拡大計画の例を挙げますが、売上を上げていく仕組みは1つだけではなく複数あると売上が拡大していく可能性が高くなります。なお下記の例はほんの一例です。下記の例を参考に会社の売上を上げていく仕組みを色々と考えてみて下さい。
製造業の場合、高い技術力を持っていたり受注から納品までのスピードが早かったりするとライバルに差をつけやすくなります。会社が小規模でも得意な分野に特化していれば様々な事業を行なっている大手に勝ることも可能です。
飲食店や小売業の場合には店舗の立地は非常に重要です。特に他に強みが無ければその店の売上は立地により決まると言っても過言ではありません。ただし、店舗を借りる場合の賃料が高い場合には賃料が利益を圧迫します。飲食店で言えば、人通りがかなり多い場所で売上の15%の賃料が目安です。
小売店の場合には品揃えと価格は店舗の売上を決める最も大きな要因です。ライバル店が揃えられない商品を揃えることが出来ればライバルに差をつけることが出来ます。ただし、その商品が客の目から見て魅力的でなければ意味はありません。
サービス業の場合には、サービスを提供する従業員の質が売上を左右します。質の高い従業員を集めることができる、経営者が従業員のモチベーションを上げるのが上手い、従業員教育がしっかりしている等のことがあればそれは会社の強みになります。
○資金繰り計画 資金繰りの悪化は倒産に直結します!
○売上拡大計画 売上が上がっていく仕組みが無ければ事業は発展していきません!
○利益計画 売上が上がっても利益が出なければ意味がありません!
○税務上の注意点 会社設立直後に気をつけるべき税務上の注意点です
○経理処理 経理処理がずさんでは、会社の資金繰りや損益の状況が全く分かりません
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